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世聯(lián)翻譯公司完成世界杯話題日語翻譯
發(fā)布時間:2018-01-24 09:20 點擊:
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2010FIFAワールドカップ 南アフリカで日本代表をベスト16に導(dǎo)いた岡田武史は日本人で最も有名なサッカー監(jiān)督と言っていい。その岡田は次のチャレンジとして日本人監(jiān)督として初めて中國スーパーリーグに挑戦。2012年シーズンから杭州緑城足蹴倶楽部の監(jiān)督に就任し、奮闘を続けている。また、中國足球杯(CFAカップ)の冠スポンサーを務(wù)め、中國各地で青少年のサッカー教室を開催するなど中國のサッカー支援に盡力しているのが東芝。中國に進出して今年が40周年。経済発展の裏方を擔(dān)い、社會インフラの整備から高品質(zhì)、高性能の家電製品の供給まで多岐にわたって中國社會と深いかかわりを持っている。杭州緑城足蹴倶楽部の岡田武史監(jiān)督と東芝中國の桐山輝夫総代表。中國に対して熱い思いを抱く2人が心ゆくまで語り合った。岡田 僕は中國に來る前、日本にいる中國人の知り合いやスーパーリーグで監(jiān)督をやっている韓國人の監(jiān)督にいろいろと情報をもらっていました。緑城は昨年、シーズン途中で監(jiān)督が解任されてから選手委員會だけで試合をしていたと聞いて、ひょっとしたらいろいろと大変なチームなんじゃないのかと思っていたんです。でも実際、來てみたらそんな心配はまったくいらなかった。純粋にサッカーに対して取り組んでくれるし、たとえば體幹トレーニングのやり方ひとつ教えると一生懸命にやってくれる。僕は選手たちが可愛くてならないし、彼らのために何とかしてあげたいという思いで今、この仕事に自分のすべてをぶつけています。桐山 緑城には若い選手が多いですよね。チームに活気があるように感じます。岡田 シーズン前、選手たちと面談をしたときに「監(jiān)督が來てくれたおかげで、力さえあれば試合に出ることができると分かりました」との聲がありました。以前までは調(diào)子が良くても起用されないから、「どうせ練習(xí)しても試合に出られない」と彼らは諦めてしまっていたようです。でも今は頑張れば試合に出られるという、そのモチベーションが高い。選手たちに厳しいトレーニングを課して5、6人が嘔吐すると、「自分を追い込むまでみんな練習(xí)をやらない」と言っていたコーチも皆驚いていましたよ。中國サッカーには才能のある若い選手が多くいるので、環(huán)境が整備されればもっともっと伸びる余地があると思っています。桐山 実際、中國社會に入ってきてみて、どのような印象を持っていますか?岡田 このチームでも、皆凄く誠心誠意でやってくれるし、「監(jiān)督のために」とやってくれる。ただ、何か問題が出てきたときにチーム側(cè)に「解決するためにこう変えたほうがいい」と言っても「わかってる。でも」となる場合が多い。つまり、変えようと思っても、時間がかかってしまうという難しさも感じています。桐山 私の経験から申し上げると、コミュニケーションという部分がとても大事になってくると思います。岡田さんはコミュニケーションを大事にされている方なので分かっていらっしゃると思いますが、理解してもらうためには熱心に説明していく必要があるかもしれません。ただ、先ほど岡田さんがおっしゃったように、中國の若い方は純粋ですよね。中國では多くの若者が東芝で働いてくれていますが、私自身、彼ら若い人のたちにももっと頑張っていかなきゃと思っているんですよ。岡田 東芝は中國に來て40周年だと聞きました。中國との縁も深いし、またサッカーとも非常に縁の深い企業(yè)だと言えますよね。桐山 ありがとうございます。サッカーには様々な形で攜わってきました。日本のJリーグではコンサドーレ札幌の前身が東芝のチームですし、2002年ワールドカップのスポンサード、AFCスポンサード、またラグビーでもワールドカップの協(xié)賛をやってきております。そして中國では今、足球杯の冠協(xié)賛をさせていただいております。4年ほど休止していた大會でしたが、協(xié)賛させていただいた昨年から再開の運びとなりました。岡田 再開までどんな経緯があったのでしょうか?桐山。玻埃埃改辘伪本━辚螗豫氓撕悉铯护匹辚螗豫氓恧藭r間を與えようということになって、プロの試合數(shù)、またプロのチームが參加する試合を減らしていく方向となりました。それで中斷していたのですが、再開にあたってぜひ冠をやらせていただきたいと手を挙げさせてもらいました。岡田 今年、緑城は5回戦で敗れてしまって、凄く悔しかったですね。桐山さんから見た中國サッカーの魅力というのは?桐山 やっぱり他のスポーツ以上にグローバル性を感じています。中國は言うまでもなく世界最大の市場で、人も資金も技術(shù)もすべて飲み込んでいます。開発からすべて中國でという位置づけでここ5年ほど來ている狀態(tài)だと言えるでしょう。ビジネスの世界とスポーツの世界は違いますが、ただ、サッカーにおいてもグローバルという枠の中に中國サッカーはありますし、岡田さんを含め、世界から監(jiān)督も選手も人材が集まってきています。グローバル化の中で、中國サッカーも変わってくるような気がしています。岡田 中國はこれから世界のカギを握る國。僕がここに來たのは、自分の目で生の中國を見てみたいという気持ちが強かったからです。あるジャーナリストが中國についてこんなことを言っていました!干b、消費、GDPが中國は上がっているが、世界の中で確固たる一流國としての地位を築くには、サッカーが一流にならないとダメだ」と。桐山 どういうことでしょう?岡田 つまりこういうことなんじゃないかと思うんです。サッカーというのは瞬時に攻撃と守備が切り替わるスポーツ。相手がいて攻撃と守備に分かれる競技であれば「こうやりなさい」と言われたことをきちっとこなしていくとまあまあ出來ると思うのですが、サッカーは言われたことをやっていても狀況がどんどん変わっていって選手個人が判斷していかないといけない。自分の責(zé)任でリスクを冒していかないといけないわけです。たとえば選手が「監(jiān)督にここに居ろといわれたから」と自分で考えるようなことをしなかったら、まったくもって通用しないわけです。そこがまだ中國サッカーは確立できていないように感じています。でも昔は日本もそうでした。昔は「エコノミックアニマル」と揶揄されて、素晴らしいのは経済だけと言われてましたよね。教育制度のせいだと言われてきましたけど、ことサッカーに関しては変えることができました。実際、日本の選手たちは自立できましたから。中國人のコーチたちは「もっと管理したほうがいい。監(jiān)督は甘い」と僕に言ってくる。でも、自分でこうやったらどうなるかということを、選手たちは自立して自分で責(zé)任を持って判斷していかないといけない。だから僕はチームで宿舎の門限なんて決めませんよ。自由なんですけど、試合に響くようなことを選手がしてしまったらチームから放り出します。自立した集団になっていけば、それこそサッカーにおいても一流になってくるのではないでしょうか。桐山 確かに1993年に始まったJリーグにおいて自立という部分は、昔と今とでは大きく違うように思います。本當(dāng)のプロフェッショナルになってきている感じがあります。岡田 Jリーグに超一流の外國人選手がきて、彼らが自己管理をしっかりして試合の中で自分で判斷していくことを、日本人選手もその姿を見るわけです。そういうのを感じながら、段々と日本サッカーは変わってきた。中國サッカーもそういった意味で、意識を変えていくためにどうアプローチしていくのかが重要になってくると思います。桐山 東芝は今、各地でサッカースクールをやらせていただいております。今年で20校ぐらいでしょうか。また、足球杯の冠協(xié)賛に手を挙げたのも「足球杯を通じた青少年の健全な育成、サッカーへの発展」という理念に共鳴したからです。子供たちを1000人ほど東芝中國足協(xié)杯の試合に招待できないか、という計畫を持っています。岡田 それはいいアイデアですね。桐山 教育支援というとおこがましいですが、社會貢獻として足球杯を活用させていただき、青少年に対する支援、中國のサッカー発展に少しでもお力になれればと思っています。岡田 先ほど40周年という話をしましたが、國交正;纬跄甓趣椁趣いΔ长趣扦工瑜。東芝は今、どれほどの展開を?桐山 中國全土で東芝グループ64社、約32,000人の従業(yè)員を抱えております。我々としましては単に事業(yè)ビジネスを進めていくだけではなく、社會貢獻、中國社會との調(diào)和をどう図っていくかを大事にしています。特に青少年の教育支援には注力していまして、中國教育部を通じて教育コンテストや、東芝教育小學(xué)校などを設(shè)立しております。加えて、奨學(xué)金制度、様々な大學(xué)との共同プロジェクトなど積極的に活動しています。中國の言葉に〝自創(chuàng)心〟というものがありまして、私はその言葉がとても好きです。自分でクリエイティブにやっていくという意味ですが、その〝自創(chuàng)心〟をぜひ具現(xiàn)化する手伝いをしていきたい。足球杯の冠協(xié)賛もその活動の一環(huán)と言えるでしょう。中國の社會に貢獻し、企業(yè)市民としての責(zé)任を果たしてまいりたいと思っております。岡田 実際、中國スーパーリーグの試合をご覧になってみて、どんな印象を持たれました?桐山 去年、足球杯の試合を見たときに、スタンドにネットが張られていたのには驚きました。興奮したファン、サポーターがペットボトルを投げ込むからなんでしょうけど、日本ではあまり見られない光景ですよね。それと選手たちが結(jié)構(gòu)、ピッチ上で喧嘩しますよね。サッカーはファンが育てるというのもあると思うので、子供たちをどんどん招待していくことで選手たちも周りの目を気にして、そういった喧嘩が少なくなればいいんですけど。岡田 中國ではホームチームのお客さんだけが喜べばいい、というような感覚があって、アウェーチームやサッカーを知らない人たちまで引き込もうとする姿勢が薄いと思うんですよ。だから時間稼ぎしても喧嘩があったりしても、勝てばスタンドのお客さんが盛り上がる。でもそればかりだと、ファンの拡大とか広がりを持てなくなってしまう。中國のサッカーは世界一プレイングタイムが短い。要するにプレーしないで止まっている時間が長いんです。ピッチの中で痛がっていたら外で治療を受けなきゃいけないのが國際ルールですが、中國はピッチの中で治療している。それでまたプレー時間が止まってしまう。それともう一つ言うと、フリーキックがあったら守備に回るほうが必ずと言っていいほど相手のボールを取ったり、遅らせたりして邪魔します。國際ルールであれば、そういう行為はイエローカードの対象にもなってくる。そういうったことをレフェリーがなかなかコントロールしてくれないんです。一個人としては、今の狀態(tài)を変えていって、ホームのファン、サポーター以外の人が見ても面白いなって思えるようなリーグにしていかなきゃいけないと思う。プレイングタイムがこれだけ短いとなると、なかなか國際試合では勝てないと思いますよ。桐山 一般のファンが見ても、なかなかサッカーの魅力が伝わっていないというのが現(xiàn)狀なのでしょうか?岡田 喧嘩の話が出ましたけど、殘り10分ぐらいになるといざこざが出てくる。あのあたりは変えていかないといけないでしょう。桐山 話は変わりますが、岡田さんは以前、テレビ番組で「一人一人プレーの質(zhì)を高めていくことが、結(jié)果的に試合の質(zhì)を高めていくことになる」と仰っていましたが、これはビジネスでも同じことが言えるのかもしれません。「勝利は細部に宿る」という言葉がありますが、細かいところにこだわって全體を作り上げることで、本當(dāng)の強さが出てくるというもの。ただビジネスと違ってサッカーの場合は、勝つか負けるか明確に、そしてすぐに結(jié)果が出てしまう。はっきりするが故に、大変なことも多いと思うのですが。岡田 よく経営者の方から「大変ですね」と言われますけど、はっきりしているから楽なんです。ダメだったら辭めればいいわけですから。桐山 それは自信がある人の言葉ですね。岡田 監(jiān)督というのはそういう仕事だと僕は認識しています。自分の力以上のことはできません。「自分のベストを盡くしたうえでダメだったらしょうがない」っていつも僕は開き直っていますから。桐山 自立という點で緑城の選手たちの意識はだいぶ変わってきたのでしょうか?岡田 トレーニング理論で話をしていきましょう。トレーニングをすると必ず體力はガクッと落ちます。そこで休養(yǎng)と栄養(yǎng)を摂って前より上がるとこれを超回復(fù)と言います。これがトレーニングして夜にお酒を飲んだり、遊んだりするとどうなるか。僕らは超回復(fù)を目指してトレーニングを組みますが、そこで休養(yǎng)と栄養(yǎng)を摂ってくれないとなると最初より悪い狀態(tài)になったりする。だから僕は選手たちに「プロ選手は超回復(fù)を得るまで自己管理しないといけない、それで多くの報酬がもらえるんだから」と説明するわけです。でもそれを無視してホテルを抜け出す選手もいる、僕は「1回は注意する。でも2回目はない」とその選手に言いました。自分で判斷して、自分で管理させるようにしていった結(jié)果、段々と変わってきたなという感觸はあります。とはいえ、まだまだですけどね。中國の人はチームスポーツが苦手だって言いますけど、そんなことはない。自己責(zé)任の中で判斷していくことが得意ではないというだけで、それが出來るようになるとオリンピックでももっと金メダルが獲れるんじゃないでしょうか。桐山 中國サッカーの成長という部分ではまだ時間はかかるという印象でしょうか?岡田 ポテンシャルは凄いと思います。ただサッカーというスポーツは一朝一夕ではいかないので、時間をかけてグラスルーツを広げていく必要があると思います。エリート教育で縦にレンガを積み上げても倒れてしまいますよね。やっぱり橫を広げてピラミッドを作っていかなければなりません。Jリーグの発足當(dāng)初にジーコとかリネカーとか凄い選手が來た狀況と、ドログバとかがやって來た中國スーパーリーグの狀況は似ています。ただ違うところはJリーグの場合は発足前に、地道にグラスルーツを広げていました。パーティーで例えるなら會場でパッと明るくなる照明のスイッチを押したのがジーコかもしれませんが、でもその前に誰が料理をつくって誰が配膳してとか周到な準備があったわけです。しかし中國の場合、スイッチを入れさえすればパーティーが始まると思っているような雰囲気があるように僕は感じる。グラスルーツの広がりを持たせなければならないし、時間を掛けていかないといけないでしょうね。桐山 それにしてもサッカーは戦略、戦術(shù)が見えてくるし、素晴らしいスポーツだと思いますね。岡田 サッカーってなかなか點が入らないじゃないですか。ストレス性が高いんですよ。だから皆がイライラして、それで入ったらワーッて喜ぶ。點が入らなかったら、とことん悔しがる。そこが面白いところですね。桐山 中國でワールドカップを開催すると、盛り上がるんじゃないですか?岡田 グラスルーツを広げる意味でも、ワールドカップを誘致するのが手っ取り早いかもしれませんね。桐山 先ほど若い選手の話がありましたけど、中國からも世界レベルで活躍する選手が出てきてほしいところですが。岡田 緑城と契約する前にトップチームとU-19のチームが練習(xí)試合を見て、驚いたんです。U-19の中にトップチームの選手を手玉に取るような素晴らしい選手が3人ぐらいいたんです。はっきり言ってマンチェスター・ユナイテッドでプレーする香川真司より上の才能と言ってもいいぐらい。ところが才能は凄いんだけど、自立ができていない。明確な夢とか目標がなくてトップチームに上がっただけで満足してしまっているんです!赴长膝瑭`ロッパに行ってプレーする」ぐらいの気概が欲しいんですが、トップチームに上がって満足して、モチベーションが止まってしまう;à菃嗓à毪胜椁欷い驶à染vの葉はあるんだけど、根が伸びていないというか。サッカー場の芝生は、肥料と水をやるときれいな緑色になるじゃないですか。でも見栄えはいいのにスパイクで踏み込むと、ズルッとはがれたりもする。そこで水を簡単に與えないでもうちょっと我慢すると、必死になって水を求めてしっかりと根を張る。若い選手を教えるにあたって、そういうことも大事なんじゃないかと思ってます。桐山 興味深いお話ですね。岡田 要はエリートとして皆扱われてきたわけです。でも溫室を取っ払って水や肥料を與えないことも大事じゃないかと。もちろん肥料をやらないと、枯れていくケースだって出てくる。でもそこから這い上がってこないと結(jié)局はダメなんです。今ようやくその若い選手たちも理解してくれたのか、目の色を変え始めています。桐山 中國の教育事情で言うと、東芝の希望小學(xué)校に私も3校ほど訪問したのですが、時間割を見てみると體育の時間が少ないんですね。球技自體あまりやっていないとのこと。やはり勉強に凄く力を入れているのが現(xiàn)狀だと言えますね。岡田 イギリスでも少し前に體育の時間が減っていて、あるテスト校でスポーツの時間を増やしたら學(xué)業(yè)も上がったという結(jié)果が出たそうです。それで政府はスポーツを奨勵する施策を打ち、最終的にはロンドンオリンピックの招致を目標にしたと。勉強はもちろん大事ですよ。でも僕だってストレス溜まっていたらランニングして頭がすっきりするのと同じで、體を動かしていくほうが個人的にはいいと思うんですけどね。桐山 體育総局は金メダルを獲得するためにスポーツエリート育成に力を入れていますよね。岡田 スポーツに対する力の入れ方ということでは、來年、全國運動大會があります。サッカーは大競技になるそうで、勝てば金メダルが3つになるそうです。浙江省には緑城のほかにチームがないので、緑城のU-17、U-19が浙江省の代表として出場することになります。それで浙江省の方が緑城のオーナーと僕のところに來て「両方のチームを率いてくれ」と僕のほうに依頼がありました。費やす時間や労力を考慮して「それは無理ですよ」と言ったんですけど僕が受け入れるまで引き下がってくれないわけですよ。省にとってメダルの獲得が、凄く大事な位置づけにあることはよく分かりました。中國におけるスポーツの評価は、メダルの數(shù)だということなのでしょうね。桐山 ただ、體育総局は大衆(zhòng)スポーツを広めるという目標も掲げています。今後はそのあたりも変わっていくかもしれません。たとえば、足球杯にはサッカーの発展という素晴らしい理念があります。今年はアマチュアチームを含めて48チームが參加してくれました。大學(xué)の優(yōu)勝チーム、地元のチーム、企業(yè)チームと裾野の広がりという點では、一定の成果を感じております。社會人リーグもテストチームが青島や大連などにあって、來年あたりから始まるのではないか、という噂もありますよね。フットサルをやっている人も最近多いですし、徐々に広がりを見せているように思います。岡田 東芝さんがスポーツに力を入れておられるのは人と人のつながりを大事にしていて、それを広めるのが文化であるスポーツだという思いが強いからでしょうね。これからは日本と中國の間で、もっともっとスポーツ交流をしていくことが大事になってくると思います。足球杯の優(yōu)勝チームとJリーグの優(yōu)勝チームが試合をするとか、そういうことをやっていく必要があると思いますね。桐山 岡田さんの仰るとおり、ぜひそういう交流をやってもらいたいですね。中國の人と話してみても、みんないい人です。気持ちよく仕事もできるし、その延長線でスポーツでも交流できればいい。昔、自分がアメリカで仕事をしていたとき、2~3時間のフライトディスタンスでニューヨークに行ったり、ダラスに行ったりしたわけです。中國に來たときにハッと思ったのは、その距離に東京やソウルがあるわけです。昔は上海―東京間、北京―東京間で一日2便しかなかった時代もありましたが、もうそんな時代ではなくなった。中國のスーパーリーグ、韓國のKリーグ、Jリーグは3時間ぐらいのフライト時間の中にあるわけですから、お互いが協(xié)力しながらうまく交流できんじゃないかと思うのですが。岡田。改辘郅汕挨摔希粒潮趣いΥ髸ⅳ盲疲偿珖蝺(yōu)勝チームが參加していたのですが、今は中斷しています。桐山 確かにそういう大會が復(fù)活することもひとつの足がかりになるかもしれませんね。岡田 交流は大事です。そして先ほどの話に戻りますが、中國サッカー自體も変わっていく必要があると思っています。中國のサッカーが敢えて時間稼ぎをしたり、喧嘩みたいなことをするのがどうして嫌なのかというと、それを子供たちが見ているからなんですよ。日本でもね、國會で大人が言い合いになったり、メディアが人を叩いたり、インターネットで誹謗中傷したり、それを子供たちは見ているわけです。いくら喧嘩するな、學(xué)校のホームルームで靜かにしろと言っても、子供たちは大人たちの姿を見ているからそうなるわけです。そしてサッカーやスポーツでも同じようなことをやっていたら、子供たちが荒れた気持ちになってくるかもしれない。だから大人が模範を子供たちに示さないといけないし、僕は中國サッカーにおいて何としてもそこを変えていかなきゃいけないと思っています。桐山 シンクロナイズドスイミングの中國代表ヘッドコーチとして活躍されています井村雅代と同様、パイオニアとして岡田さんには頑張っていただきたいですね。岡田 井村さんは凄いですよ。ロンドンオリンピックでチームは銀メダルですからね。桐山 私も一度、練習(xí)を見させていただきましたが、熱心に指導(dǎo)されていました。岡田 日本のライバルチームを指導(dǎo)するわけですから、批判の聲もあったと聞いています。しかしサッカーでもアジアの中で日本がトップといっても、國際試合の3分の2がワールドカップ予選だったり、アジアカップだったり、要はアジアとの試合なんです。つまりアジア全體のレベルを上げていかないと、頭打ちになってヨーロッパや南米にどんどん離されていく。だから極端に言えば中國が強くならないと、日本だって強くならない。アジア全體のレベルを上げることは中國にとっても、日本にとっても大切なことです。桐山 よく分かります。岡田 中國がずっとリードしている卓球は、イギリスが発祥の地でその後日本に入ってから中國に伝わったという話を書籍で読みました。荻村伊智朗さんは中國での卓球の振興に貢獻されていますよね。桐山。保梗担澳甏、60年代は日本も強かったんですよ。そこから中國が卓球に力を入れて、ここまでの地位を築いたわけです。岡田 サッカーでも日本と中國の交流が深まってほしい。僕は緑城の選手たち、スタッフが日本人の僕を溫かく迎え入れてくれて、誠心誠意やってくれています。僕からすれば、感謝の一言しかない。彼らのためにも、頑張っていきたい。桐山 サッカーはグローバルだし、魅力に溢れた素晴らしいスポーツだとあらためて認識させられています。中國サッカーが変わろうとしているときに足球杯に冠協(xié)賛できて再スタートを切れたのも、これも何かの縁だと思います。中國サッカーが変わっていく、強くなっていく過程にあるなかで、我々としては少しでも長く支援できればいいなという希望を持っております。そして岡田さんには是非中國で監(jiān)督を続けてもらいたいですね。岡田 ありがとうございます。ベストを盡くしますので、緑城を応援してください。きょうはありがとうございました。